保護猫の知りたいこと

野良猫をみかけたら(飼えない場合)

ハルとモチ

野良猫に遭遇する機会・・・なにげない散歩の途中、職場や学校の周辺、公園の片隅等々で見かける機会は少なからずあるかと思います
やせ細っていたりこちらに助けを求める顔でニャーニャーと鳴く猫もいるでしょう
「助けてあげたい!」という気持ちとは裏腹に飼えない現状に憂う気持ちを抱く人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は野良猫を見つけたが残念ながら保護は出来ないという人に「どうすればいいのか?」の疑問にお答えします
  
飼える場合はこちら      

動物愛護センターに相談する

動物愛護センターとは、法令に基づき全国の都道府県または市区町村に設置されている公的機関です 活動事業は多岐にわたりますが、主要な事業として動物保護事業と動物愛護普及事業があります つまり野良猫や捨てられる運命の猫を減らし、あるいは保護し新しい飼い主に譲渡する活動をしているのです

保健所との違い
ココ結構曖昧に理解している方も多いのではないでしょうか?
動物愛護センターは動物を守る機関、それに対して保健所は事業の一部として殺処分を引き受けている機関・・みたいな
これって各自治体で微妙に2つの機関の関係性が違ったり名称が違ったりするのでしっかり理解しておくとスムーズに相談することが出来ます

まず保健所の猫に関わる事業として「猫などの小動物を保護、管理する」ことです
その役割は・・
・飼えなくなった猫の引き取り
・猫の一時的収容
・収容されている猫の情報提示
・里親募集

動物愛護センターの猫に関わる事業として「猫に関する様々な業務をする」ことです
その役割は・・
・飼えなくなった猫の引き取り
・野良猫の捕獲
・保護した猫の譲渡
・動物愛護の啓発活動

うーん、なんだか役割が似ているし違いが分かんないっていう人もいると思いますが、完全に線引きをして役割を分担している自治体もあれば、動物愛護センターが主となって事業を担っている自治体もあるので住んでいる地域の動物愛護センターに確認、相談するのがいいかと思います
各動物愛護センターにはHPがありますし、組織によってはX(Twitter)、インスタ等のSNSで情報発信しているので見かけた状況や飼えない事情を相談することが出来ます

保護団体に相談する

保護団体とは、民間で主に動物愛護を目的として活動している組織です 動物愛護センターとの違いは民間の団体ということです 団体によって活動内容は異なりますが一般的に野良猫の一時的な保護や譲渡会を開催し、里親になってくれる飼い主さんを探す活動を行っています 民間の団体ですからそのほとんどが猫ちゃんが好き、放ってはおけないとの理由で開設されている団体が殆んどなので熱心に話を聞いてくれるだろうし親身になって相談できる機関であるといえます

こちらもほとんどの団体さんがHPを用意していますし、SNSで情報を見ることが出来ますので相談することが出来ます
はるもちもよくX(Twitter)で保護団体さんのつぶやきを拝見しますが、保護した猫ちゃんの今日の様子や譲渡会の開催のお知らせ等を発信しているのがリアルに感じられます この辺が公的な機関との違いで本当にリアルタイムでの様子が伺えますよ
しっかりと猫の将来を考えて活動されている団体さんがほとんどですが、相談される際は活動内容、最新の情報等を確認し信頼できるか否かを判断することが重要です

もし、普段見かける野良猫が危ない場所を縄張りにしていたり、ここならお互いに安全に暮らせるという場所に誘導したいという場合下記のグッズを試してみるといいかもしれません

置くだけ簡単!猫被害ストップ!
【猫よけグッズの番人くん】

まとめ

いかがでしたでしょうか?
もちろん野良猫を見かけた場合の対処法として他にも警察に相談だったり個人間の譲渡という方法もありますが、前者の場合相談しても動きが遅く、対応には期待できない場合が多いのと、後者は譲渡後にトラブルになるケースがあるのであまりお勧めできません

やはり専門性があり野良猫の将来をしっかり考えて活動されている上記2つの組織に相談されることが野良猫を見かけて行動したアナタとねこちゃんにとって幸せな選択ではないでしょうか?

思いやる気持ちを持っている人が増えることとと、野良猫が今よりほんの少しでも幸せになる事を望んでいます

飼える場合はこちら

                  

ABOUT ME
はるもち
はるもち
50代愛猫家
猫をこよなく愛する50代会社員、現在2匹の保護猫と共に人生謳歌中。猫とそれに関わる人達のお役に立ちたい為、情報を発信
記事URLをコピーしました